その言葉に嘘はない。
蒼真くんと一緒に弾くのなら、楽しげな曲でも、寂しげな曲でも、なんでもいい。


視線が絡み、笑い合う。
指を鍵盤に乗せ、旋律を奏で始める。


私たちが奏でる音色は、これからも、響き続ける。



ミルクティーの音色【完】