「私が結花を嫌いに??!!」
沙希ちゃんが私の言ったことと同じことを繰り返す。
私が沙希ちゃんを見ながら頷くと沙希ちゃんは突然笑い始めた
?!?!え!!な、なんで笑って、、、!!
「私が結花を嫌いになる訳ないじゃん!!」
「、、、へ?」
「や、やばい、、、、お腹ちぎれる、!!!」
私が混乱してる中沙希ちゃんはずっと笑っていた。
「え、じゃあなんで避けたり、、、。」
私がそう言うと沙希ちゃんは「ヒーヒー」言いながら私に言う。
「それは琉斗のせい!!」
、、、え?琉斗くんのせい??
「え、でも避けてはいた、、、よね、?昨日とか、!!」
「あー昨日は普通に用事あったから早く帰んないとお母さんに怒られるから!でも今までの避けるは琉斗が私を連れ出したりしてたからじゃない??」
「、、、そうだったっけ、??」
「そうだよ!!!律樹のお見舞い行った次の日の学校の朝結花に話しかけられたけど琉斗が来いって言って教室出ただけだったし」
、、、た、確かにそうだった気もする、、、。
「あと昨日の昼!あれは琉斗のせいじゃん!まぁ、結花も先生を優先するのは良くなかったけど」
ぐっ、、、。
「だから別に私は避けようとしてなかったけど物理的に避けらされてたっていうか、、、。」
ぶ、物理的に、、、。
「だって私結花と話したかったのに琉斗に邪魔されるんだもーん!!」
そ、そっか、、、。
「よ、良かった、、、。」
私がそう安心したようにすると沙希ちゃんは、微笑んでくれるがまだ終わりではないんじゃ、、、?そんな沙希ちゃんの気持ちが顔に出ていた。
「う、うーん、、、。」
ま、まだ何かあるのかな、?
「結花、、、まだ琉斗と仲直りしてないよね、??まあ別に結花が仲直りしなくてもいいならいーけど!」
「いやいや!!仲直りしたいよ!!で、でも、、、。」
沙希ちゃんは怒ったり私のことが嫌いになってなくても琉斗くんは違うかもだし、、、。
そんな気持ちが出ていたのか沙希ちゃんはゴミ箱の中からキンホルダーを探しながら
「多分琉斗は怒ったり結花のこと嫌いになってないよ」
、、、え、??