「授業はこれで終わりだ。お昼にしろよなー」
午前の授業終わった、、、。
久しぶりの授業で全然分からなかった、、、。
ってそうだ!!
「結花!!」
「沙希ちゃん、!!!」
そうだ、言わなきゃだな、、、!!
「結花、話があるんでしょ??」
沙希ちゃんにそう言われ私は頷く。
でもここじゃ話しずらいし、、、。
「話、空き教室でもいいかな、?」
「いいよ!!行こー!!あ、でもお弁当持っていこ!!食べる時間無くなっちゃうよ!!」
そう言うと沙希ちゃんは自分の席に戻りお弁当を用意した。私と琉斗くんもお弁当を用意する。
「それじゃあ行こっか!!」
沙希ちゃんがそう笑顔で言う。
「沙希は元気すぎるだろ、、、律樹いないのに、、、。」
少し呆れたように言いながら沙希ちゃんを愛おしそうに見る琉斗くん。
でも私はそれより律樹くんっていう言葉に反応してしまう。
そうだよね、、、。だって大切な幼なじみだもんね、、、。私だけじゃないよ悲しんでるの、、、。うちのせいでこうなってるし恨まれてるかな、、、、、。でも恨まれても仕方ないよね、、、。
「結花??大丈夫??」
沙希ちゃんが心配そうに私の顔を覗き込む。
「っ大丈夫!!!」
私何考えてるんだろ、、、。
こんなこと考えちゃダメだ、!!!
でも、、、、恨まれても仕方ないって思っちゃうな、、、。大切な幼なじみを取ったとの同じだもんね、、、。
「つーいた!!!」
そんな沙希ちゃんの声が聞こえ顔を上げると空き教室に着いていた。
「入ろ!!!」
沙希ちゃんが元気よくそう言い空き教室に入っていき、椅子に座る。沙希ちゃんに続くように私達も近くの椅子に座る。
「とりあえず食べながらでいいから話聞かせてー!!」
私はその時沙希ちゃんが少し暗い顔をしたのに気づいた。
多分沙希ちゃん不安なんだろう。それを隠そうとして元気を振る舞ってる。
ごめんね、、、、。
「あ、えっとね」
言わなきゃ、!!!どう言われてもいいから言うしかない、、、!!
「あのね、記憶、戻ったの。」