ちひろちゃんに拒否されてからも、変わらず病室に訪ねて、出て行けと言われる毎日。



それでもめげずに、ちひろちゃんを救いたくて。

過去の後悔で自分の首を更に絞めないように、毎日心を開いてくれるまで、病室に通った。



大量のぬいぐるみが、監視されているようだと泣き喚いたり、あるぬいぐるみの顔が犯人を思い出してしまうと暴れたり。


暴れるたびに1つずつ、病室からぬいぐるみが消えていった。