「どう?これなら自然かなって」 「うん、それが良いです。病院予約できたら、日にち言いますね」 「連絡待ってる。ちひろちゃん、ゆっくり食べて。寿司は逃げないから」 ご飯を食べたあと、いつも通り家までちひろちゃんを送る。 ちひろちゃんが玄関を開けると、ちょうど買い物に出かけようとしているお母さんと鉢合わせた。 「お母さん、ちょっと話が…」