「でも、明日からはちゃんと参加するね。一ノ瀬きゅんと1秒でも長く一緒にいたいから、、、」

そう呟くと、愛しい一ノ瀬きゅんは爽やかスマイルで頷いてくれた。

「早起きが苦手なのに手伝ってくれるんだね。ありがとう!」

そんな彼のセリフに、思わず心臓が飛び出て大気圏を突き抜けて行ってしまいそうになる。

「あ、あの、1句詠んでもいいかな?」

溢れ出るこの気持ちをどうにか言葉にするために、そう提案してみる。

「もちろんいいよ」

私の奇天烈な言葉にもドン引きせず快諾してくれる一ノ瀬きゅん。

きっと下界に舞い降りた天使か何かに違いない。

はりきって歌を詠んだ。