翌日

一ノ瀬きゅんに会いたいという思いが強すぎたのか、私は生まれて初めて寝坊せずに起きることが出来た。

もしかして先生はこれを見越して私を生徒会に入れたのだろうか?

最初は最悪だと思っていたけれど今となっては一ノ瀬きゅんと出会うきっかけをくれた先生には感謝しかない。

時間に余裕があったので、久しぶりに自宅の車庫からセグウェイを取り出し、それに乗って優雅に登校することにした。