ずーっと一緒にいたはずなのに、何にも知らなくってとても悲しかった。

それからの私は、少し荒れた。


校則違反の、髪染め、つけ爪、スカートの裾は短く切ったし、メイクもバッチリした。


秋も、何度か話そうとしてくれたけど、私は無視した。




話すと、悲しくなると思ったから、





もともと、地頭はよかったから、いくら荒れても高校はそこそこのいいところに行けた。



秋から、離れたくてー、秋は勉強とは無縁のバカだと思ってた。



けど、私と同じ高校に受験して合格すると思った。
そして、運良く同じクラスになる。