「……永遠ちゃん、自分の姿を見てごらん」



静かに体を離される。


横から風が吹いてきて、スースーとした余韻に羽生先輩の体の熱さを知った。


自分の体を見下ろす。


純白が映えるセーラー服。


それが赤に染まっていた。