相当疲れが溜まっていたんだろうな......。

 朝火さんはまだ寝てないみたいだけど......。



 「朝火さん?」



 「どうかした?」



 私が話しかけると、すぐに返事が返ってきた。



 「少しだけ、お話しませんか?」



 「話?いいけど......」



 私はどうしても聞きたいことがあった。

 朝火さんと私は、体をおこして、一度、部屋をでた。

 ベランダに行ってから、私は話を切り出した。



 「朝火さんをふくめ、皆さんは___silentは批判されたとき、どのような気持ちで対処をしたり、活動したりしているんですか?」



 私はたまに、ファンレターが届くことがある。

 内容は様々だ。

 アイさんの物語が大好きなんです、主人公の設定が好きなんです___など。