「藍ちゃんも泊まるって〜」



 白夜さんがそういうと、メンバーがわかったというように頷く。



 「ごめん、白夜。僕、出番で手が離せないから、藍さんを部屋に連れて行ってくれないかな?」



 「わかったよ〜!」



 光さん、とても忙しそうだなあ。

 私になにかできるわけじゃないけど、心配だな......。

 部屋に向かう廊下を歩きながら、白夜さんが苦い顔をしながら、話しかけてきた。

 どうしたんだろう......?



 「女子の藍ちゃんには本当に申し訳ないんだけど.......」



 「な、なにかあるんですか?」



 「えっとね......ベッドルームが一緒で.......」



 「えええっ!」



 さすがに、ベッドが一緒とか......私が耐えられるかわからないっ!

 だって、あの有名なsilentと一緒なんだよ?