「見せてくれる?」



 リーダーとしてか、光さんが代表して、私の歌詞ノートを受け取った。

 光さんは、品定めするように、ゆっくりと私の書いた歌詞を読み進める。

 き、緊張する.......!



 「___うん。すばらしいね。やっぱり、天才作家だけある」



 光さんが私を見て、嬉しそうに微笑んだ。

 他のメンバーも順番に見て、私を褒めてくれた。



 「すげぇな、藍」



 「この歌詞を歌えるのかぁ〜嬉しいな」



 「すごいな」



 えへへ、みんなに褒められて嬉しいなぁ。

 私にはこの程度のことしかできないけど、喜んでくれてよかった!



 「じゃあ、数日後、これで新曲を出そう」



 光さんの言葉にメンバー全員が、頷いた。


 ♡♡♡