だけど、私が頷かないわけがなかった。

 ちょうど、私もつなぎたいなあって思っていたのもある。



 「もちろんです。許可とかいりませんよ?」



 「でも、嫌がることはしたくないしな......」



 「嫌がりません。だって........好きな人からのお願いですから」



 「っ........そうだな」


 朝火さんはなんで、そんなに不安そうなんだろう......?

 私はそんなことでは離れていかないのに。



 「じゃあ、行くか」



 「そうですね!」



 私は笑顔で頷いた。



 ♡♡♡



 「失礼します」



 「入るぞ」