そうして、朝火さんと白夜さんを招き入れた。



 「あ、蒼葉さん、待っててくださいっ!今、おかゆを持ってきますから......!」



 そういって、キッチンに行こうとした私の手を蒼葉さんは引いた。



 「蒼葉さん、どうし___きゃあっ」



 そのまま、強く手を引かれて倒れ込むと、目の前に蒼葉さんのきれいな整った顔が。

 な、ななななんで......っ!?抱きしめられてるの.....!?

 これ、朝火さんと同じ展開だっ!

 どちらにしろ、は、恥ずかしいっ......!



 「藍......ありがとうな」



 そう耳元でささやかれれば、真っ赤にならないはずもなく。

 やっと開放されたけれど、頭から足までとてつもなく熱い。

 これは、蒼葉さんの熱が私に移っただけ.....だよね?

 そう、思いたいっ.....。


 ♡♡♡