「音楽室の泊まった部屋!」


 ♡♡♡


 ここだ......!

 やっと部屋について、二人で息をきらしていると、中から誰かが出てきた。



 「藍!?」



 「藍ちゃん!?」



 二人の声がかぶる。

 中から出てきたのは藍ちゃんだった。

 僕たちは状況が理解できずに首をかしげた。