「エロい顔見せんなよ、俺以外にはな」

「う…ん」

服の上から大冴くんの手が胸を這う…

「あっ…」と声を漏らすと舌が入ってきて塞がれた。

長いキスの後、菜摘は腰がぬけて大冴くんに支えられた。

「沖縄旅行までに体力つけとくこと、いいな?」

「うん、やっと大冴くんに抱いてもらえる…」

瞬弥くんが食事の時にミスターコンの沖縄旅行は4人で行こうと行ってくれたのだ。

大冴くんは今は優しく抱きしめてくれている。

「空手しか頭になかった俺の中に入ってきたのは菜摘しかいねえ、お前の明るさには結構リラックスさせてもらってる、だからこそ俺は菜摘しか目に入らないからな……覚えとけ」

ごつんとおでこを当ててきた。

「うん、もう1回キスして(笑)」

「でた、もう1回(笑)」

「だってー」

「いいぜ」

大冴は今度は優しく菜摘の肩に両手を回して軽いキスを何度もした。

じゃあなと家に帰っていった。