「ふっ…んっ」

瞬くんは右手に持っていたアップルパイを菜穂の持っているお皿に置き、ぺろっと指を舐める。

「ちゃんとお皿を持っててね」

瞬くんの左手はまた腰に回され、右手は顎をもたれて首筋にキスをしていく。

「はぁ、甘い…」

ゴクンと菜穂の口のアップルパイがなくなると首筋から口にキスを落とされた。

菜穂の持っていたお皿を右手でテーブルに置いた瞬くんは菜穂の豊満な胸に手を置きクッションに横になった。

「瞬くん…」

小さな声で名前を呼ぶとまた塞がれた。

「ん…菜穂の口の中も甘いね」

菜穂は自分で前のボタンを2つ開けた。

「いい子だな、菜穂は…」

瞬くんの手が服の中に入り下着のホックを外すと瞬くんのスマホが鳴った。

瞬くんは菜穂の頭をポンポンとすると前を閉めてと手で合図をくれた。

横に置いてあったスマホを取り電話に出ていた。

菜穂はクッションから起き上がると下着をつけ直して服のボタンを止めた。

「30分くらいかな…うん、うん、あぁ、チューブトレで?分かったよ」

瞬くんは電話を切ると菜穂の腰に抱きついてきた。

「残念…おあずけだ」

「大冴くん?」

「おじさんから、出かけてて帰るの遅くなるからって」

「瞬くんも疲れてるだろうに」

「まあ、大冴の為なら大丈夫」