真広と一緒に志温と遊んでいると2人が帰ってきた。

「おっ、瞬弥、おめでとう」

「ありがとう」

「着替えてくる」と大冴は言うと部屋に行ったので瞬弥はついてあがった。

「今日、大学行ってたって?どこの?」

「東京のT大学」

「何で昨日泊まらなかったんだ」

「菜摘がいたから」

制服のネクタイを取りシャツを脱ぐとロングTシャツに着替えた。

「先に父さんと行く方が決まってたからな、菜摘が行こうって言わなかったらあんな女だらけの所は入れない」


「まあ、確かに大冴が来るって聞いたときは菜摘ちゃんが見たいんだと思ってたけど」

「菜摘がさ…家族が誰も行かないのも寂しいだろうって、行ける距離なら行こうって」

「1番興奮してたな(笑)すぐわかった、菜穂もそういうとこはある、おもしれぇよ」

「今日の事は菜摘には言ってない、出かけるから会えないと言ってる」

「そんな、普通に話してもいいんじゃないか?進路の事だし、今日行ってどうだった?」

「良かったよ、やっぱり強い大学だけある」