「うん、ごめんね、立っちゃって」
「笑いこらえるのに必死だったよ(笑)菜穂みたいだった、さすが双子」
「菜穂には…」
「連絡はしたけど多分テスト中だから」
「わかった」
瞬弥くんは明日帰るからと言って戻っていった。
大冴と菜摘は食事をして駅についた。
「今日はご飯作る気ないから駅弁買って帰る」と菜摘は買い物をして新幹線に乗り込んだ。
大冴はSNSの更新をしていた。
『快挙!従兄弟の瞬弥が男子高生ミスターコンでグランプリ!嬉しい
応援してくれた人ありがとう
写真は帰る前に少し会えた時のもの、下の目だけしか写ってないのはもちろん彼女のN』
大冴くんは投稿しながら笑っていた。
隣で菜摘はすやすやと寝ていたのだった。
カシャと寝ている写真を撮った。
おもしれぇ
起きるとスマホを見て「ちょっとー私にはちゃんとしたの送ってくれたのに投稿は目から上ってどういう事!」
「別に、面白かったから(笑)何かさ朝の投稿もみんな喜んでくれてコメント多いんだよ、Nシリーズ結構いけんじゃね(笑)」
「そっかな」
菜摘もそう言われるとまんざらでもないようで…