そして、迎えた創立記念祭。当日。
諸々の準備を済ませ、いよいよ自由研究部のクレープ屋が開店する、10分前。
「それじゃあ君達、この制服を着てくれ」
店長であるまほろ部長から、今日のユニフォームが配られた。
…は?
「じゃ、今日は皆で頑張ろう。えいえい、おー!」
「おー!」
まほろ部長の掛け声に、萌音先輩が拳を突き上げていた。
ノリ良いですね、萌音先輩。
でも、ちょっと待って下さい。
「…何ですか。…この制服」
制服を着用するなんて、そんなの聞いてませんよ。
てっきり体操着で行うものだと思って、体育の時に着るジャージを着てきたのに。
「え?良いだろ?いかにも文化祭っぽくて」
まほろ部長は、誇らしげに制服を身に着けていた。
問題はその、制服って言うのが…。
花柄で、ひらひらのリボンがついた、腰だけのエプロン(サロンエプロンというらしい)。
それに、お揃いのピンクのネコ耳カチューシャ。
これらの破廉恥な衣装を前に、僕は切実に問いたい。
…何これ?
諸々の準備を済ませ、いよいよ自由研究部のクレープ屋が開店する、10分前。
「それじゃあ君達、この制服を着てくれ」
店長であるまほろ部長から、今日のユニフォームが配られた。
…は?
「じゃ、今日は皆で頑張ろう。えいえい、おー!」
「おー!」
まほろ部長の掛け声に、萌音先輩が拳を突き上げていた。
ノリ良いですね、萌音先輩。
でも、ちょっと待って下さい。
「…何ですか。…この制服」
制服を着用するなんて、そんなの聞いてませんよ。
てっきり体操着で行うものだと思って、体育の時に着るジャージを着てきたのに。
「え?良いだろ?いかにも文化祭っぽくて」
まほろ部長は、誇らしげに制服を身に着けていた。
問題はその、制服って言うのが…。
花柄で、ひらひらのリボンがついた、腰だけのエプロン(サロンエプロンというらしい)。
それに、お揃いのピンクのネコ耳カチューシャ。
これらの破廉恥な衣装を前に、僕は切実に問いたい。
…何これ?