◇◇◇
こうして全ての準備を終えた私達は、控室を後にしてスタジオの入り口前まで戻る。
「これから撮影に入るけど、本当に眼鏡なくて大丈夫?」
「大丈夫です。周りの風景が若干ぼやける程度ですから、支障はありません」
それから、扉に手をかけようとした手前。
不安げな表情で尋ねてくる海斗さんに、私は自信を持って大きく頷いてみせる。
「よかった。それじゃあ、行こっか」
そう言って開かれた扉。
徐々に緊張感が襲い始めてくるけど、自分を奮い立たせて、私は胸を張ってスタジオの中へ足を踏み入れた。
こうして全ての準備を終えた私達は、控室を後にしてスタジオの入り口前まで戻る。
「これから撮影に入るけど、本当に眼鏡なくて大丈夫?」
「大丈夫です。周りの風景が若干ぼやける程度ですから、支障はありません」
それから、扉に手をかけようとした手前。
不安げな表情で尋ねてくる海斗さんに、私は自信を持って大きく頷いてみせる。
「よかった。それじゃあ、行こっか」
そう言って開かれた扉。
徐々に緊張感が襲い始めてくるけど、自分を奮い立たせて、私は胸を張ってスタジオの中へ足を踏み入れた。