私はいつも二つみつ編みにメガネを書けている、だからろうか学校で私は地味子と呼ばれている。まあそれは別に私はさほど気にしていない。
本当のことだから、だからだろうか親しい友達とかはあまりいないだけど私はそれでいいと思ってるのだから···
さて学園ではいつも同じ話題がでる。
「ねえ、見て九条様よ」
「見目麗しい方だわ」
「あの方と付き合えたらいいのになー」 
「あんたが付き合えていたら、みんな付き合えているわよ」
「夢見すぎじゃない」
と言う声が聞こえる。
「莉乃、やっぱり九条様ってすごい人気ね」
「杏も気になるの九条様のこと」
「見る対象としてわね」
「杏は可愛いからお似合いだと思うけど」
「無理無理私とは似合わない」
「そお」
「莉乃との方がお似合いだと思うけどな」
「私は地味だから無理だよ」
「莉乃可愛いのに」
「そんなことないよ、それに私イケメンに興味ないし、杏がいてくれたら幸せだよ」
「莉乃ってば私もそんな莉乃が好きだよ」
といいながら杏は私に抱きついてきた。
学園の王子と呼ばれる彼九条湊とはないとこの時の私はそう思っていた···