私桜井莉乃は学園では地味子と呼ばれている、まあそれはさておき、どうして今こんな状況になってしまったんだろう今私の目の前には学園の王子と呼ばれる御曹司が立っている。
「どうして貴方がここにいるの」
「どうしてってここは俺の家なんだが」
「···ええ」
何でどうしてこんなことにそうだ、全てはお母さんにこの家でお世話になるよう言われた日から始まった