いつのまにか両腕を男達に掴まれていた。
「いゃ、何するの離してください。」
どうにか離してくれないかもがいてみるも。
『ぉい!!コイツマジでヤベよ。』
『俺だってもう我慢の玄関だぞー』
訳の分からない事ばかり言って全然話してくれない。
男達に寄って人が来なさそうな体育館裏まで連れて来られた。
『ぉい、誰から行く?俺そろそろ我慢の限界』
『バカ。俺だってだよ』
「ボゾ誠くんには悪いが俺たちがお前の事可愛がってやるからニャニャ」
急に寒気がした。
怖いよ。誰か助けて!
誠くん。助けてよ。
怖いよ。