え??


今何が起こったの??


私達の周りには人だかりが出来ていた。



しばらくすると


?「おい。怪我してねぇか?」



突然男の人の声が間近で聞こえた。




「⁈」


やっと理解した。


この人が私を助けてくれたんだと。


「 はい。大丈夫です。ありがとうございま・・・・えっ」


私は助けてくれた人の顔を見てびっくりした。


頬に傷が。


きっと私を助ける時に出来たであろう傷。


「・・・顔に傷が・・」


恐る恐る言うと。


「あ。本当だ。」


そう言いながら手で擦ろうとしていた。


あ!


そういえばカバンの中に絆創膏があったはず。