ﾌﾞｯﾊ



「ｺﾞﾎｺﾞﾎ」



「ちょっと美咲？？大丈夫？？」



「ごめん、ごめん、びっくりして。」




予想外過ぎて思わずむせてしまった。




まさか橘先輩が出てくるとは。



「で？？実際の所どうなの？？」




実際の所どうなの？言われてもねぇ。




「別になんかあるとかは無いよ。昨日はただ落とした生徒手帳届けてくれただけで、今日は・・・・・あれ？？」




なんで今日は教室まで送ってくれたんだろ？？




「ふーん。まぁなんかあったらいつでも相談してよ？？」



それから私達は日が暮れるまでおしゃべりして解散した。