「ハァー」


橘先輩には会えてお礼を言う事が出来たけど・・・・・




「美咲ちゃん?大丈夫?何かあった??」



心配そうに聞いてくるみのりちゃん。



「フン!!どうせあのメガネに会えなかったんでしょ!」



「うわぁ!びっくりした!!・・・あれ?もう放課後??」



昼休み先輩が何故か送ってくれたのはありがたいけど




周りの女子の視線が痛かったのは言うまでも無い。





それより早く誠君に校舎内で会いたいなぁ〜





なんて考えてたらいつの間にか放課後になってた。





「じゃぁ、私そろそろ帰るね!美咲ちゃん、知里ちゃんまた明日ねー」



「「バイバイ」」




「さぁ。美咲帰ろっか!あ!そうそう今日久しぶりに"クローバー"寄らない?」