「椿月って最近、物足りなさそうな顔するよな。そろそろ潮時か?」

「え……どういう……」

「そろそろ椿月の身体が限界なんじゃねぇのって話」

「へっ!?」



いったい、何の話……?

私の身体が限界……?



「俺の我慢も大概だが……椿月だって早くしてぇんじゃねぇの?」

「っ……!!」

「ほら、満更でもないだろ」

「ち、ちが……っ!」



ギュッと士綺くんに抱きしめられて、私はパニックになった。

だ、だって、裸体が目の前に……!



「風呂上がりの俺の体見慣れてるくせに、未だに顔真っ赤にすんだな」

「な、慣れてない! もう……」

「とか言いながら抱き締め返してくんの可愛い」

「……バカ」