『ありがとう!頑張る!』
わたしは大丈夫だと自分に言い聞かせて笑顔を返した。
《ただの雑音》
《自己満すぎて見てて痛い》
見ないほうがいいってわかっているのにどうしても身体は言うことを聞いてくれなくて気づけばわたしは毎日のようにスマホの画面にかじりついてコメント欄を見ていた。
見るたびに傷ついて精神がすり減っていくのを感じていたのにやめられなかった。
自分がどう思われているのか、どう見られているのか。
気になってしまって怖かった。
褒めてくれているコメントだってたくさん届いているのにわたしの目につくのは悪いコメントばかり。