ウキウキとした気持ちになりながら興奮を抑えられずに枕に顔を埋めた。
想くんから紙飛行機が届くだけでこんなにも浮かれてしまうなんて。
でも、嬉しいものは嬉しいんだもん。
わたしはさっそく折り紙ケースから黄色の折り紙を取り出し、裏返して机に置いた。
なんて返事をしようかな。
うーん、素直に寂しかったって言った方がいいのかな。
そんなこと言ったら想くん引かないかな~~……。
よし、ここはちょっと駆け引きをしよう。
あと、想くんに合唱コンクールのことも話したい。
ピアノが弾けないけど、想くんだったらなんて言ってくれるのか知りたいから。