しかし、ベリクリーデは。
「…」
さっきまであんなにテンションが高かったのに、一気に静かになってしまった。
ど、どうした?
「これ、食べるの勿体ない…。一生、大事に部屋に飾っておきたい」
「…腐るから早く食え」
がーん!みたいな顔しない。
取っておかれても困るから。はよ食べろ。
「でも、一人じゃ食べ切れないよ。ジュリスも一緒に」
「いや、俺は良いから…。一気に全部食べる必要はないんだよ。何日かに分けて、ゆっくり…」
「やだ。ジュリスと一緒じゃないとやだ」
何?その我が儘。
ママと一緒じゃなきゃお風呂に入りたくない駄々っ子かよ。
「…ジュリスと一緒が良いんだもん…」
「…分かったよ」
折れる。俺が折れるよ。
一緒に食べれば良いんだろ?
そう答えると、ベリクリーデはぱぁっと顔を明るくした。
一緒に食べる、って言っただけでこれだよ。
どういう思考回路してるんだ?
「どうせなら、隊舎に残ってる宿直の聖魔騎士達も呼んで、皆で一緒に食べようか。たくさんあるし」
「うん。ジュリスも一緒なら良いよ」
まぁ、ちょっとした差し入れということで。
皆で楽しんでもらえたら、俺も苦労して作った甲斐があるってもんだよ。
「…」
さっきまであんなにテンションが高かったのに、一気に静かになってしまった。
ど、どうした?
「これ、食べるの勿体ない…。一生、大事に部屋に飾っておきたい」
「…腐るから早く食え」
がーん!みたいな顔しない。
取っておかれても困るから。はよ食べろ。
「でも、一人じゃ食べ切れないよ。ジュリスも一緒に」
「いや、俺は良いから…。一気に全部食べる必要はないんだよ。何日かに分けて、ゆっくり…」
「やだ。ジュリスと一緒じゃないとやだ」
何?その我が儘。
ママと一緒じゃなきゃお風呂に入りたくない駄々っ子かよ。
「…ジュリスと一緒が良いんだもん…」
「…分かったよ」
折れる。俺が折れるよ。
一緒に食べれば良いんだろ?
そう答えると、ベリクリーデはぱぁっと顔を明るくした。
一緒に食べる、って言っただけでこれだよ。
どういう思考回路してるんだ?
「どうせなら、隊舎に残ってる宿直の聖魔騎士達も呼んで、皆で一緒に食べようか。たくさんあるし」
「うん。ジュリスも一緒なら良いよ」
まぁ、ちょっとした差し入れということで。
皆で楽しんでもらえたら、俺も苦労して作った甲斐があるってもんだよ。