「うわっ、グロッ…!ホラー映画のクライマックスシーンか…!?」
これには、キュレムも思わずこう口走っていた。
ピラミッドの中でガイコツ軍団に襲われるなんて、どんなB級ホラー映画?
これが映画のワンシーンに見える辺り、キュレムはまだ結構余裕だな。
そして、キュレム以上に余裕ぶっこいてる二人組がここにいる。
「おぉ、すごーい。ガイコツが動いてるじゃん」
「本当だ。ミイラには会えなかったけど、ガイコツに会えたね」
喜ぶな。観光名物じゃないんだぞ。ガイコツは。
更に、こちらにも余裕ぶっかましてる奴が一人。
「彼らも不死身なんですかね。何だか親近感が湧きますね」
「な、ナジュ君…!ガイコツに親近感を覚えてる場合じゃないよ。に、逃げた方が良いよね…!?」
正しく恐怖を覚えているらしい天音が、ナジュにツッコミを入れていた。
元暗殺者組とナジュ、この場に置いていってやろうか。いや冗談だけども。
その心の余裕、俺とシルナにも分けてくれないだろうか。
「問答無用だ。とにかく、外に逃げるぞ!」
こんな時でも冷静なジュリスがそう叫び、俺達は一斉に走り出した。
ここに、俺達とガイコツ軍団の追いかけっこが始まった。
ついさっきも、ガーゴイルっぽい魔物に襲われて逃げ惑ってたのに。
今度はガイコツって。
…どんな悪夢だ?これは。
これには、キュレムも思わずこう口走っていた。
ピラミッドの中でガイコツ軍団に襲われるなんて、どんなB級ホラー映画?
これが映画のワンシーンに見える辺り、キュレムはまだ結構余裕だな。
そして、キュレム以上に余裕ぶっこいてる二人組がここにいる。
「おぉ、すごーい。ガイコツが動いてるじゃん」
「本当だ。ミイラには会えなかったけど、ガイコツに会えたね」
喜ぶな。観光名物じゃないんだぞ。ガイコツは。
更に、こちらにも余裕ぶっかましてる奴が一人。
「彼らも不死身なんですかね。何だか親近感が湧きますね」
「な、ナジュ君…!ガイコツに親近感を覚えてる場合じゃないよ。に、逃げた方が良いよね…!?」
正しく恐怖を覚えているらしい天音が、ナジュにツッコミを入れていた。
元暗殺者組とナジュ、この場に置いていってやろうか。いや冗談だけども。
その心の余裕、俺とシルナにも分けてくれないだろうか。
「問答無用だ。とにかく、外に逃げるぞ!」
こんな時でも冷静なジュリスがそう叫び、俺達は一斉に走り出した。
ここに、俺達とガイコツ軍団の追いかけっこが始まった。
ついさっきも、ガーゴイルっぽい魔物に襲われて逃げ惑ってたのに。
今度はガイコツって。
…どんな悪夢だ?これは。