弘樹と学校に行く登校班はもちろん一緒
1学年33人の田舎の学校。
田んぼ突っ切ってショートカットして学校行ったり、空き缶蹴っ飛ばしながら学校行ったり、じゃんけんで負けた人がみんなのランドセル背負って学校行ったり、落ちてるエロ本に興奮しながら学校行ったり、カラスに石投げて学校行ったり、田んぼで水切りしながら学校行ったり、傘武器にして学校行ったり、うんこ我慢しながらケツぎゅーってしぼめて学校行ったり、モグラ確保してクラスで飼ったり。

それが何気ない日常だった。

春はセリつみして、夏は田植えの手伝い
蛍をみたり。
秋は銀杏臭くて、冬はどんど焼き。

それも当たり前だった。