おれの家庭は
おばちゃん
お父さん
お母さん
お兄ちゃん
おれ

そして、おれと同じ歳の弘樹(従兄弟)
思い出せるかぎりの記憶だと、ずっとそれで暮らしていた。
夜なると弘樹は、弘樹のお父さんが迎えに来て自分の家に帰っていた。