図書委員の委員長の酒井先輩は、生徒会の副会長も勤めていて、いつも自由奔放な生徒会長に手を焼いているらしい。
酒井先輩も参加し、他の友達も何にか参加すると話していた。
「大丈夫かな…何も起こったりしないよね?」
桜は不安そうに言った。
「大丈夫だよ。私が隣に座るから」
「俺は結構楽しみだけどな」
浜崎くんは余裕そうにしている。
「浜崎くんは、怖いのとか平気なの?」
「うん。わりと好き」
これは意外だった。
「早く帰って準備しよう」

夕方6時くらいに私はお寺に着いた。
お寺の住職さんにいわれてお寺に入った。
中に入ると、結構な人数が集まっているようだった。
聞かされていたルールは、聞くだけの人がいてもいいらしい。
でもできるだけ100話になったほうがいいので、何人かには、事前に話すことを考えてきてもらったようだ。