「はい」
「水野先生が忙しそうに準備していたからね」
月島先生と水野先生は年齢が近いからか、よく一緒にいるのを見かける。
二人とも生徒から人気がある。
そういえば、私の通う学校は、若い先生が多い気がする。
保健室の先生も二人と変わらないくらいの年齢らしい。
「俺も探すの手伝おうか?」
「いいんですか?」
「うん。もう日もくれそうだしね」


「手伝っていただいてありがとうございました」
「どういたしまして。気をつけて帰るんだよ」