勝手に家を荒らされ、そして自分自身も捨てられたピエロの怒りがこちらまで流れ込んでくる。

大切な家族の大切な家。

いつかみんなが戻ってくると信じていた家を台無しにされた怒り。

その気持ちはいつしか炎のように熱くなり、偶然通りかかった古物市のお兄さんを動かすことになった……。