「いってきまーす!」
家のドアを軽やかに開け、外に出る。
履きなれていないローファーだが、見た目がめちゃくちゃ可愛い…!ので痛いのはちょっと我慢。
今日から私が通う、私立桃花高校は家から少し…いや、かなり離れている。
ここを選んだ理由は単純。
同じ中学校の人を避けるためだ。
偏差値が高く、地元から離れている(といっても家から1時間ほどだが)ここの高校は、近所で行く人がほとんどいない。
勉強が得意なわけではなかったが、それはもう死ぬ気で勉強して入学する権利を勝ち取った。
合格発表の日を、今でも鮮明に覚えている。
合格したことが分かった瞬間、飛び跳ねんばかりに喜んだ。ようやく…ようやく、新たな一歩を踏み出せると。
…あと、制服が可愛い。流石私立高校といったところだ。
そんなこんなで、電車に乗る。電車は30分。長い時間だけど、朝こっちの方面は空いているので座ることができるのはありがたい。
家のドアを軽やかに開け、外に出る。
履きなれていないローファーだが、見た目がめちゃくちゃ可愛い…!ので痛いのはちょっと我慢。
今日から私が通う、私立桃花高校は家から少し…いや、かなり離れている。
ここを選んだ理由は単純。
同じ中学校の人を避けるためだ。
偏差値が高く、地元から離れている(といっても家から1時間ほどだが)ここの高校は、近所で行く人がほとんどいない。
勉強が得意なわけではなかったが、それはもう死ぬ気で勉強して入学する権利を勝ち取った。
合格発表の日を、今でも鮮明に覚えている。
合格したことが分かった瞬間、飛び跳ねんばかりに喜んだ。ようやく…ようやく、新たな一歩を踏み出せると。
…あと、制服が可愛い。流石私立高校といったところだ。
そんなこんなで、電車に乗る。電車は30分。長い時間だけど、朝こっちの方面は空いているので座ることができるのはありがたい。