殺せない君に花束を

とある裏社会組織本部_


「うッ…?!」

全く見えなかった。
気づいたときにはもう腹から止めどなく血が溢れていた。

知らぬ間に一人、また一人と倒れていく。

下っ端の俺たちなんか相手にならない。
「ソイツ」はあっという間にボスの元へ向かうのだ。


ボスが殺られるのは俺たちなんかよりも全然早かった。

「遊びにもならねーな」

その声、この早さ。
心当たりがあった。

最恐と呼ばれる殺し屋。

確か名前は…

「あぁ、お兄さん。まだ生きてたんだ。最期に教えてあげるよ。僕の名前は_」
ここは、世界最恐の殺し屋組織。

そこに一人、まだ若い少年がいた。

見た感じ人が良さそうだが、油断できない。

作品を評価しよう!

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作品のキーワード

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア