「…え?」


キョトンとするわたし。

すると、アリスちゃんがなにやらたくらむようにニヤリと笑った。


その瞬間、あっという間にわたしのパーカーを脱がせたアリスちゃん。


「なっ…なにするの!」

「シー…!大きな声出さないで」

「でも…!」

「すぐに終わるから〜♪」


アリスちゃんに言われるがまま服を脱がされたわたしは、代わりにアリスちゃんが着ていた服に着替えさせられた。

そして、わたしがさっきまで着ていたパーカーとショーパンは、今はアリスちゃんが着ている。


「これって…どういうこと?」


姿見の前でぽかんとするわたし。

そんなわたしの横で、アリスちゃんがにこりと微笑む。


「お願いがあるんだけどさっ♪アタシと入れ替わってくれない?」


それを聞いて、わたしは目が点。