一か月後―


ついに手術は終わった

僕の視界はまだ目を包帯で巻かれている為、真っ暗だった

良く僕のお世話をしてくれていた看護士さんが、わざわざ日本から来てくれた
そして、看護士は包帯に手をつけた

『準備は良いですか?』

『…はい』


怖い…
一体どんな感じなんだろう?
光はどのくらい明るいのだろう?
僕の心臓の鼓動が速い


『では、取りますね』

そして、看護士さんは包帯をほどき始めた