ぴくっと莉央が素早く反応した。
振り向くと、渡り廊下を歩く山崎くんと派手な見た目の女子生徒の姿が見えた。
「ああ、莉央ちゃん探してて。見なかった?」
「あー莉央?萩原さんと一緒にいたの見たけど。それよりもうちのクラス来て売り上げに貢献してよ」
「あーなんだっけ、お好み焼き作ってんだっけ?」
「そうそう。特別に真紘のは安くするからさ、行こ行こ」
さりげなく女子生徒が山崎くんの腕に自分の腕を絡めて引っ張っていた。
「わぁ…。あれは大胆だね…。山崎くんのこと好きなんだなって見ててバレバレ…」
思わず素直な感想を漏らしてしまう。
恋愛とかそういうのに疎い私でもさすがにダダ漏れの好意が見ていてわかった。
振り向くと、渡り廊下を歩く山崎くんと派手な見た目の女子生徒の姿が見えた。
「ああ、莉央ちゃん探してて。見なかった?」
「あー莉央?萩原さんと一緒にいたの見たけど。それよりもうちのクラス来て売り上げに貢献してよ」
「あーなんだっけ、お好み焼き作ってんだっけ?」
「そうそう。特別に真紘のは安くするからさ、行こ行こ」
さりげなく女子生徒が山崎くんの腕に自分の腕を絡めて引っ張っていた。
「わぁ…。あれは大胆だね…。山崎くんのこと好きなんだなって見ててバレバレ…」
思わず素直な感想を漏らしてしまう。
恋愛とかそういうのに疎い私でもさすがにダダ漏れの好意が見ていてわかった。