もしかして、巻き込まれた高校生って小坂くんじゃ…ないよね?
まだ連絡の来ないスマホを不安に見つめながら、最悪な考えを振り払うようにお茶を飲んだ。
*
「小坂くん、結局来てないね」
朝のHRが終わり、莉央と山崎くんが心配そうな顔で私の机にやってきた。
「昨日空に連絡するって言ってから、何も来てないんでしょ?私たちはまだしも、空にも何も言わないなんて…」
「あいつ電話も出ねぇし、大丈夫かな」
昨日、結愛ちゃんと何があったんだろう…。
まだ話せていないのかな…。
モヤモヤとする気持ちを抱えたまま、小坂くんは結局放課後になっても学校には来なかった。
それどころか、小坂くんはその日から消息を絶ってしまった。
まだ連絡の来ないスマホを不安に見つめながら、最悪な考えを振り払うようにお茶を飲んだ。
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「小坂くん、結局来てないね」
朝のHRが終わり、莉央と山崎くんが心配そうな顔で私の机にやってきた。
「昨日空に連絡するって言ってから、何も来てないんでしょ?私たちはまだしも、空にも何も言わないなんて…」
「あいつ電話も出ねぇし、大丈夫かな」
昨日、結愛ちゃんと何があったんだろう…。
まだ話せていないのかな…。
モヤモヤとする気持ちを抱えたまま、小坂くんは結局放課後になっても学校には来なかった。
それどころか、小坂くんはその日から消息を絶ってしまった。