「これ以上、結愛に目をつけられて被害が及ばないためにだ。俺といることで迷惑がかかってしまうなら、一回離れようと思ったんだ」
そっか…私たちのために…。
「だからって、小坂くんは自分を犠牲にしすぎだよ!お母さんのことだって、人殺しだなんて言われて平気なフリしないで。自分を責め続けないでよ」
私は小坂くんが傷つくのだって嫌なんだ。
…でもそれを伝えてしまえばきっと告白になってしまう。
「…悪かった。あんたが俺のせいで傷つけられるなら、もう離れようとも思ったんだ。でも、できなかった。俺の中で山崎やあんた…空は、失いたくない存在になってたから。諦められなかったんだ。今まで全部諦めてきた俺が、初めて手放したくないと思った」
「どう、して…?」
小坂くんがよくわからないよ…。
そんなこと言われたら、誰だって勘違いしてしまう。
そっか…私たちのために…。
「だからって、小坂くんは自分を犠牲にしすぎだよ!お母さんのことだって、人殺しだなんて言われて平気なフリしないで。自分を責め続けないでよ」
私は小坂くんが傷つくのだって嫌なんだ。
…でもそれを伝えてしまえばきっと告白になってしまう。
「…悪かった。あんたが俺のせいで傷つけられるなら、もう離れようとも思ったんだ。でも、できなかった。俺の中で山崎やあんた…空は、失いたくない存在になってたから。諦められなかったんだ。今まで全部諦めてきた俺が、初めて手放したくないと思った」
「どう、して…?」
小坂くんがよくわからないよ…。
そんなこと言われたら、誰だって勘違いしてしまう。