此方は十六夜の蝶。

歴史・時代

◇理人◆/著
此方は十六夜の蝶。
作品番号
1722761
最終更新
2024/09/16
総文字数
90,013
ページ数
231ページ
ステータス
未完結
PV数
33,053
いいね数
113
ランクイン履歴

歴史・時代1位(2024/08/17)

ランクイン履歴

歴史・時代1位(2024/08/17)





おいでなんし、おいでなんし、
どうぞ極楽浄土へ。


ここは江戸の花街・吉原───裏遊郭。


男が女を買うのではありんせん。

女が男を買い、女が夢を見る場所でありんす。


その街へと引き取られる条件は
群を抜くほどの美貌、ただひとつ。


名づけて“裏吉原”と、申しんす。







『おまえのような女、俺が抱く価値もない』



選ばれる方法、たったのふたつ。

大金をつぎ込むか、
彼に愛されるか。





*





十六夜
─いざよい─

せせこましくて意地っ張りな月と、
彼は言いました。



此方は十六夜の蝶。



※今回はネタバレ回避のため、
完結まで感想ノートを封鎖させていただきます。
ご了承ください。



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