「すいません、ERRORsさん。うちの新入りが勝手に無礼を働きました」
翠くん、なんて貫禄だろう……!
いつもの優しい王子様系翠くんもかっこいいけど、総長モードの翠くん、やばい!かっこよすぎる!
「ただ、先月の件。先に手出してきたのはそっちの下っ端ですよね。そっちのケジメが先なんじゃないですか?」
「なんだと……?」
明志くんが眉をひそめた。
「うちのもんが理由もなく手出す訳ねぇだろーが!!ケジメつけんのはてめぇらだ!!」
明志くんのふっかけるような物言いに刺激され、龍乱會のメンバーたちが一斉に前のめりになる。
「ああ!?テキトーなこと言ってんじゃねぇぞ!」「それ以上侮辱したら承知しねぇ!」「龍乱會舐めんなコラァ!」
龍乱會の圧は凄まじくて、思わず耳を塞いだ。 それでも明志くんたちは動じてなくて、それどころかゆずくんが心底嬉しそうな顔で殴りかかろうとするのを、蒼依くんがかろうじて止めている。
このままじゃ、本当にここで乱闘が始まっちゃう……!
「うるさい」
翠くんが言うと、ピタリと怒号が止んだ。
水を打ったような静けさに包まれる。
自分の知ってる翠くんに似つかわしくないセリフに、ドキッとした。
翠くん、なんて貫禄だろう……!
いつもの優しい王子様系翠くんもかっこいいけど、総長モードの翠くん、やばい!かっこよすぎる!
「ただ、先月の件。先に手出してきたのはそっちの下っ端ですよね。そっちのケジメが先なんじゃないですか?」
「なんだと……?」
明志くんが眉をひそめた。
「うちのもんが理由もなく手出す訳ねぇだろーが!!ケジメつけんのはてめぇらだ!!」
明志くんのふっかけるような物言いに刺激され、龍乱會のメンバーたちが一斉に前のめりになる。
「ああ!?テキトーなこと言ってんじゃねぇぞ!」「それ以上侮辱したら承知しねぇ!」「龍乱會舐めんなコラァ!」
龍乱會の圧は凄まじくて、思わず耳を塞いだ。 それでも明志くんたちは動じてなくて、それどころかゆずくんが心底嬉しそうな顔で殴りかかろうとするのを、蒼依くんがかろうじて止めている。
このままじゃ、本当にここで乱闘が始まっちゃう……!
「うるさい」
翠くんが言うと、ピタリと怒号が止んだ。
水を打ったような静けさに包まれる。
自分の知ってる翠くんに似つかわしくないセリフに、ドキッとした。