「総長、すいませんでした!」
一人が頭を下げた。
「これからも俺たち、総長についていきます……!」
すると他のメンバーたちが「自分も!」「俺もです!」と次々頭を下げる。
「総長がここまで言ってくれたんだ、俺たちが総長を守るぞ!!」
「おおー!!」
士気が高まったメンバーたちは互いにハイタッチしたりして、やる気をみなぎらせている。
中には感激したのか、涙を滲ませている人もいる。
バラバラになりそうだった龍乱會が、また一つになるのがわかった。
翠くんの言葉で、皆の気持ちが動いたんだ……!
みんなに囲まれる翠くんを見ていたら、翠くんを大好きな気持ちが溢れ出した。
「苺花」
「……わかってるよ、蒼依くん」
翠くんの元へ飛んでいきたい気持ちをグッとこらえて、静かに見守る。
そんな私の気持ちを察してか、蒼依くんが私の頭にぽん、と優しく手を置いた。
みんなが湧き上がる中、翠くんが橙さんに声をかけた。
「橙。アゴ周辺の調べは進んでる?」
アゴ……?
首を傾げていると、蒼依くんが「Jesusの元総長だよ。安に護で、〝安護〟」と教えてくれる。
Jesusの元総長……翠くんが倒した人ってこと?
一人が頭を下げた。
「これからも俺たち、総長についていきます……!」
すると他のメンバーたちが「自分も!」「俺もです!」と次々頭を下げる。
「総長がここまで言ってくれたんだ、俺たちが総長を守るぞ!!」
「おおー!!」
士気が高まったメンバーたちは互いにハイタッチしたりして、やる気をみなぎらせている。
中には感激したのか、涙を滲ませている人もいる。
バラバラになりそうだった龍乱會が、また一つになるのがわかった。
翠くんの言葉で、皆の気持ちが動いたんだ……!
みんなに囲まれる翠くんを見ていたら、翠くんを大好きな気持ちが溢れ出した。
「苺花」
「……わかってるよ、蒼依くん」
翠くんの元へ飛んでいきたい気持ちをグッとこらえて、静かに見守る。
そんな私の気持ちを察してか、蒼依くんが私の頭にぽん、と優しく手を置いた。
みんなが湧き上がる中、翠くんが橙さんに声をかけた。
「橙。アゴ周辺の調べは進んでる?」
アゴ……?
首を傾げていると、蒼依くんが「Jesusの元総長だよ。安に護で、〝安護〟」と教えてくれる。
Jesusの元総長……翠くんが倒した人ってこと?