しばらくして、あたしのケータイがなった。


《琴音》


見た瞬間固まった。

『なんだ。』

親に言われたのかな?


前もそうだったし…


あたしはケータイを無視して部屋を出た。



15分ぐらいして戻るとまだケータイがなり続いていた。


『14件も?』


でも、琴音からの着信に出ることはなかった