『ほっといて!!』

琴音を突き飛ばして、帰った。


琴音が追って来た。


足の痛みを堪えながら、急いで帰った。


『夏姫』


すぐに追いつかれて、バックを持たれた。


その手を放して、歩き続けた。


『夏姫!バック』



その後、琴音はマンションのエレベーターまでついて来た。


『夏姫…』


あたしはバックを奪い取ってエレベーターに乗った。