『やっと来た~』

羽島と紫苑が歩いて来た。

羽島は、あたしたちを見つけると、急いで教室に戻ろうとした。


『ちょ~っと待った~!!!』


紫苑は先に教室に戻った
『オイ!ちょっと河嶋!!』

あっ。またあたしを避けてるんだ。


それからは智嘉と羽島が話してるのを聞いていた。

『河嶋~!!』

『なん!!』

『ちょっと来て!!』

紫苑がきた。

『じゃあね!』